2015.08.11

韓国剣道のいま

剣道時代201508
買いだめしてあった剣道雑誌のここのところ読み進めています。
剣道人という雑誌も発行されているんですね、初めて買ってみました。

その中で世界大会でも活躍した韓国剣道について書かれていて、
興味深く読ませていただきました。

・韓国剣道連盟会長(世界剣道連盟副会長)が世界選手権にて
 「剣道をオリンピック種目にしよう」と観客に呼びかけた

・韓国代表選手はほとんどが市役所の体育指導員である

・体育指導員は日本でいう国体(韓国体育大会)での
 活躍のために雇用されているが、
 その対象競技をオリンピック種目に限定する方針となり、
 3年後に剣道が外れる見込みとなった

体育大会で剣道が外れると、専門職がなくなり、
ひいては韓国での剣道が衰退する可能性もあることから
オリンピック種目化を目指しているそうです。

韓国の選手は市役所所属が多いのは以前から知っていましたが、
その背景までは知りませんでした。
そしてオリンピック化を進めるのにも理由があるのですね。

他には、龍仁大学という大学で剣道が盛んで、
代表選手もほとんどこの大学の出身とのことでした。
専門的に剣道を学んでいる大学もあるとは知りませんでした。

次回の世界選手権は韓国開催ですし、関心はこれから高くなりそうですね。

2015.02.05

待望の本到着!

剣道は乗って打つ
注文して楽しみにしていた本が届きました!
こちらの岩立先生の著書は、剣道時代での連載を本にまとめたものです。

先生の道場は七段の方々が集まり、
指導の下八段に合格される方が多いと雑誌でも目にしていましたし、
書かれている内容がやさしい表現ながら胸に落ちるものばかりで
剣道時代での連載を欠かさず読んでいました。

連載初期の頃は見逃していた記事もあったので、
いつ書籍化されるのかと待っていたところでした。


上位の先生にかかる際の心得では、
・先生の得意な技へ真正面からぶつかっていくべき
・小細工した技でなく、捨てきった面、それに徹して稽古をいただく
・実力差があるのは当然、駆け引きをせず、気力をふりしぼり、
 いかに先生を動かすか、まっすぐな打ち切る面を出すことに徹する
といった説明がされていて、私も改めてその気持ちで掛かりたいと感じました。

その他姿勢、構え、打突から稽古の考え方まで盛りだくさんです。
まだ途中までしか目を通せていませんが、
これからの稽古の指針として何度も読み返したいと思っています。

2014.07.13

稽古お休み中

ちょっと足も怪我してしまって、またまた稽古をお休み中です(^_^;)
稽古の指導もあるので、皆様ご迷惑をおかけしてすみません。

ここのところは稽古の代わりに、剣道の本を読み返しています。

上級者の剣道上級者の剣道
佐藤 博信 高山 幸二郎

スキージャーナル 2009-05
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まずは、こちらの『上級者の剣道』から。
八段の先生視点での剣道・稽古の考え方、
その求めるポイントが勉強になりました。


表題の「上級者の剣道」とは、
「気」による攻めがあるかないか、
ということだと書かれています。

・気を伴った打突により剣道の深さを知る
・相手の気を探りながら気の動く瞬間を見極めることで、
 技は必然の技となる
・相手の気の動きは目、竹刀の動きに表れる
・退くに退けないギリギリの間合いに身をおく
 自分も打てるが、相手からも打たれる間合いで気勢を保つ
・気争いから待つことなく、先を取り気を込めてグッともうひとつ入る

また、気攻めによる相手の反応にどう打ち込むか、
その「打突の勘どころ」を身につけるには、
稽古で何度も打たれながら、工夫を怠らないこと、とあります。


打った打たれただけでない、必然の攻め、
心を打つ攻め、そういう剣道には、
「気」による攻めが必要だということですね。

うーん、自分を振り返ると、すべてではないですが、
素早さで打突している場面が思い当たります。

気で攻め、気で攻め崩すとはどういうことか、
それも稽古の中でつかむことが剣道の修行ですね。

これからの長い目標として、気で攻め、
相手とお互いに技を認め合えるような剣道をしたいと思います。

稽古でも意識しながら、折を見てまたこの本を読み返して
稽古の指針にしていきます。(^-^)

2014.04.15

腰痛と体幹トレーニング

体幹を鍛えれば腰痛は治せる体幹を鍛えれば腰痛は治せる
木場 克己 佐藤 秀樹

PHP研究所 2012-11-15
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この本を最近手にする機会がありました。
腰痛を体幹トレーニングで楽にするという内容なのですが、
体幹についての理解を深めることができました。

■腰痛改善のポイント
①柔軟性
 可動域を広げると衝撃に強くなり、
 筋肉への血流も増加し痛みが緩和

②安定性
 体幹を強化して腰を安定させることで
 腰の負担を軽減

③バランス
 筋力に左右差があると負担が偏る

■腰痛理解のポイント
"腹圧を上げるとコルセットになる"

コルセットはお腹を締めることで
腹圧を上げ、腰の負担を軽減する
腰回りの体幹を鍛えることで同じ効果が得られる

■腰痛改善のステップ
柔軟性→安定性→バランス
の順にトレーニングで改善していく


腰を痛めてコルセットをしながら試合する方を
学生の頃見たことがありますが、
なるほど~、お腹をぐるっと巻く体幹の
筋肉を鍛えれば同じことになるんですね。

腹圧を上げると姿勢の安定につながる、
というのも剣道の動作に深いつながりがありますね。

また、体幹トレーニングの前にはストレッチをすることで、
筋肉の血流が良くなりトレーニング効果も上がるそうです。
このふたつはセットだとか。

確かに体幹トレーニングの本を読み返すと、
ストレッチからまず書かれていますね。
うーん、そこまで理解していなかったな(^_^;)

剣道は手や足の筋肉をつけても、逆に力任せになりがちですね。
体幹を鍛えれば姿勢も良くなり、打突も安定するので、
やはり剣道に体幹トレーニングは効果がありそうです。

もう一度体幹トレーニングの本を
しっかり振り返ってみようと思います(^_^)

2012.09.06

加納治五郎の柔道創設に想う

代表的日本人 (ちくま新書)代表的日本人 (ちくま新書)
齋藤 孝

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先日こちらの本を読んでみました。

日本の教育に大きな功績があった人物を、
内村鑑三にならって"代表的日本人"として編集されたようです。

このなかでとても印象に残ったのが、
講道館柔道の創始者・加納治五郎です。

もちろんいままで名前や功績は知っていましたが、
著者は教育者としての本質にスポットをあてて、
どのように考えて柔術を柔道として発展させたのか、
日本の未来をどう考えていたのか、
という点まで解説されていてとても印象に残りました。

以下、また箇条書きですが読後メモです。


■加納治五郎
・人物背景
 講道館柔道の創始者、教育者としての本質にスポットをあてるべき
 諸派入り乱れ衰退していた柔術を、柔道に統一し普及させた

 背景には、教育の考えが強くあり、
 人が成長するためには「武」が必要であり、
 それを柔道という形で導入した

 名家の出身で東京大学を卒業したエリートであり、
 近代化・西洋化の波の中で捨てられようとしていた
 「武」を整理し、日本の柱として復活させることを志した

・廃れゆく「武」を近代仕様にメソッド化
 柔術諸派は従来秘技・奥義を隠していた

 柔術は戦国時代の組み打ちに源流があり、
 馬から引きずりおろした相手を組んで殺傷することを目的としていた
 剣術は武士道と結びついていたが、柔術にはそこまでの
 うしろだてがなく、廃れていく運命にあった

 柔道にするうえでは、"術"よりも"道"を優先させた
 勝ち負けよりも人の道を教える、
 自分自身や人を高めていく"柔の道"を確立

 自他共栄:自分と他人がともに栄えていくあり方が柔道のめざすところ

 身体"文化"としての柔道を確立

・柔道に見いだしたもの
 近代化の波のなかで、日本では「武」の心が忘れられていくことを察知
 しかし日本人の存在・アイデンティティは
 「武」の心なしにはありえないと考えた

 刀を持つ時代はすでに去っており、
 特に道具が必要でなく素手で、だれでも経験でき、
 投げ技、締め技など総合的に含まれる柔道が
 「武」の心を育てるカリキュラムにふさわしいと考えた

・「武」の文化を世界に輸出した
 柔道のルールを整備して、
 技あり、効果という言葉まで世界的に周知させた

 日本人初の国際オリンピック委員会(IOC)の委員となり、
 東京にオリンピックを招致する活動を続けていた

 日本の国民に近代の世界を見せたいという考え、
 また、世界に日本の姿を見せたい考えがあった

 自国のみに閉じこもることなく、日本の「武」の文化を
 世界に広げるために、オリンピックをその舞台に活用しようと考えた

・日本に「武」は必要不可欠
 加納は近代化のなかで日本人がアイデンティティを確立するには
 どうするべきかを考え抜いた

 なぜ武道をやらなければならないのか?

 『それは国も個人も自衛しなければならないからである

 武とはあえて争うことではなく、外から侵されないようにすることが本意
 一国に国防が必要であるように、個人にも自己を防衛する用意が必要

 先方が無理で己が正しければあくまでも自己の所信を貫き、
 抵抗も力争もするだけの意気込みも技術も心得ている必要がある

 心身を鍛えていないものは恐れを抱き、国民の義務をも忌避することになる
 それ故に武術的鍛錬は平素すべての国民が行っている必要がある』

 日本人は「武」が日本文化の最大の輸出品目であると知らない
 世界からは日本を肯定的に評価する見方のひとつに、
 「武」の精神を通じた人間形成の文化を挙げている

加納治五郎が講道館柔道の創始者ということは知っていましたが、
急速な近代化の時代にあって、日本のアイデンティティ・方向性を考え、
それを教育に組み込んだということまでは全く知りませんでした。

柔道と剣道は形は違えど、同じ日本の武道です。
そのベースにはやはり教育の心があるんですね。

なぜ武道を学ぶのか?という話もとても納得ができます。
自分から相手に危害を加えるのではなく、
力をふりかざす相手に対して、精神的にも臆することなく
立ち向かえる技量と態度を身につけるため・・・
日本人としてのアイデンティティを確立するため・・・

いまの国際情勢にもあてはまる考え方ですね。

先達の偉人には学ぶことが多いです。
またおもしろい本を読んだら書いてみようと思います。

2012.08.30

能の所作に学ぶ

日本人の身体能力を高める「和の所作」―足が速くなる!体が柔軟になる!集中力もつく!日本人の身体能力を高める「和の所作」―足が速くなる!体が柔軟になる!集中力もつく!
安田 登

マキノ出版 2007-04-01
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最近の読書シリーズ!笑
今回はなんと・・・日本の伝統芸能、"能"がテーマの本です。


著者は"ロルフィング"というボディワークの知識を生かして、
能の動作、所作を解説されていて、たくさんの本を書かれています。
その中でも、こちらの本が内容が簡潔にまとまっていて、読みやすく感じました。

能は他の伝統芸能とは違って世襲制ではなく、
外部の人が演じることにもおおらかで、著者もその一人なんだそうです。

能を始めたきっかけは、演舞を見る機会があって、
その際に謡(うたい)の発声に感銘を受けたからだそう。
迫力があり、魂の深部まで揺り動かすような声に感動したのだそうです。

では、私がおもしろく感じたところを書いてみます。
まとめきれないので、箇条書きで失礼します。(^-^;)

・能の身体
 能の世界では60歳でやっと中堅、それからが働き盛り
 70~90代の方が舞台を務めることも多い

 能の所作では、発声の他に、助走なしで高く跳躍するなど、
 常識で考えると60代を越えた方が演じるのは難しいが、
 それを可能にするのが、能独特の所作・身体の使い方にある

 すり足など日本古来の所作にその秘密があり、
 その使い方の意味するところは、"深層筋を使う"ということ

・深層筋
 表層筋は、身体の表面近くにあり、
 だれでも意識して使うことができ、
 ウエイトトレーニングで鍛えやすい筋肉

 深層筋は身体の奥にある筋肉
 安定した姿勢を維持し、動作の基本的な部分をになっている

 安静にしているときも、動作をするときも
 バランスを保持する役割を果たす

 身体の深い部分にあるため、存在を意識することが難しく、
 ウエイトトレーニングで鍛えるのも容易ではない

 能の稽古では、「腹に力を入れろ」と言われる
 そこで腹に力を入れて舞うと、「力むな、力を抜け」と言われる

 教えられている者には戸惑いがあるが、試行錯誤を繰り返していると、
 おなかの表面の筋肉(表層筋)を力ませることなく、
 身体の奥の筋肉(深層筋)だけに力を入れられるようになってくる

・大腰筋(だいようきん)
 身体の筋肉のうち、上半身と下半身にまたがっているのは大腰筋だけであり、
 深層筋のなかでもっとも重要だと言える
 (ちなみに焼肉の「ヒレ」とは大腰筋のこと)

 足を上げる動作では大腰筋がメインの筋肉であるが、
 現代では本来サブの働きである表層筋が使われることがほとんど
 大腰筋を活性化できれば、パフォーマンスがアップする

 トップアスリートは大腰筋が特に発達している
 走る、歩く、蹴るなど足を使った動きだけでなく、
 他の深層筋と連動することで、投げる、打つ、跳ぶなど
 ほとんどのスポーツの動きに関連してくる

・能の姿勢
 骨盤の傾きは「水平」にする
 これがもっとも安定して立ち方であるため
 (ちなみに、日本舞踊は骨盤を「前傾」させる)

 姿勢のバランスの確認のしかたとしては、
 頭頂、耳、肩、肋骨、骨盤、脚部が横から見て一直線に並んでいること

・大腰筋の活性化方法 足振り
 片足を10センチくらいの台に乗せ、
 もう一本の足を前後にゆっくり静かに振る

 太腰筋が活性化されることをイメージしながら振ること
 振って疲れてきた場合は、表層筋が使われている証拠

どうでしょうか?読んでピンときたでしょうか?

私はこれまでいろいろと読んできた運動理論などの内容と結びついて、
とても納得することができました。

「日本の伝統芸能でも、やっぱりそうなんだ!」
という感じでした。

剣道も八段の先生のすばやい、予備動作のない打突は
この大腰筋が使われているのかもしれませんね。

それにしても、伝統芸能の奥の深さ、
年を重ねていくごとに演じられる深みというのは本当に興味深いです。

剣道でもそういう高み、深みをめざしたいものですね。(^-^)

2012.08.24

オリンピック選手の身体感覚

五輪の身体五輪の身体
齋藤 孝

日本経済新聞社 2004-07-30
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また最近スポーツ理論に関する本をいろいろ読んでいます。

こちらの本は教育論・身体論が専門の齊藤孝さんが
オリンピック選手と対談した内容になっています。

「なるほど~」と思う部分もいろいろあったので、
備忘代わりに書いてみようと思います。

■室伏広治
・ハンマーは"臍"(腰肚)で投げる
 筋力も大切だが、最適な感覚を身につけることが最も大切である

 "背"と"肚(はら)"から動き出して、回転するが、
 大事なのは早く回ることではない
 ハンマーの動きを予測して、すこし先に体を倒しておくこと

 ハンマーが速く回るためには、人はゆっくり回る方がいい
 そうでないと力が伝わっていかない

 ウェイトリフティング部の指導をしているが、
 重心の落とし方、腰肚の感覚などの身体感覚を教えている
 身体感覚が磨かれれば、動作は自然とついてくる

 一本歯の下駄が腰の感覚を鍛えるのに良い

■浜口京子選手(レスリング)
・"息上げ"をすれば無心になる
 ウォーミングアップの際に最大心拍数まで上げると雑念、邪念が消える

■中西真知子選手(トライアスロン)
・ランニングのメカニズム 「肩甲骨が推進力の源」
 腕を振ると肩甲骨が動いて、推進力が生まれる

 その推進力が腹筋を伝わって骨盤を動かし、足が振り出される
 意識するのは肩甲骨で、足は勝手についてくる

 この際に重心が上の方にあると、
 腕を10振っても足に10伝わらない

 水泳の重心は鳩尾の少し上、ランニングの重心は臍下丹田
 そこに中心を持ってくると合理的な動きになる

 ランニングでは"肩を下げる"ことが重要だと言われる
 重心を下げること、肩甲骨が柔らかく力みがない状態にする

個人的には、室伏選手との対談がおもしろかったです。
齊藤孝さんの聞きたい、身体感覚にも鋭く迫っていると感じました。

室伏選手は独自のトレーニングを工夫していることで有名ですが、
それは身体感覚を磨くためなんですね。

ハンマー投げでは、腰や肚・丹田といった考え方がとても有効だそうで、
ヨーロッパの選手でも強いのはスラブ系(アジアの考え方に近い)の選手が多いそうです。


あと他には、「フォーム」と「型」の違いが印象的でした。

・フォームと型は似て非なるもの
 フォームは外形的な形にすぎないが、
 型は身体感覚を育てるもの

 型を繰り返すことで誰でも一通りの内容をこなせるようになる
 同じ動作のなかで、感覚を磨いていくことが大切


うーん、腰・肚・丹田・身体感覚・・・とても奥が深いですね。

剣道では「稽古をすれば自然と身につく」ものだと思うのですが、
自分でももっと理解が進めば、上達する大きなヒントになりそうな気がします。

あ、この本は少し古くて、アテネオリンピック前に書かれたものだそうです。
でもいまでも色あせていないですし、とても読みやすいと思います。(^-^)

2011.06.15

ためて勝つ!

剣道時代 2011年 07月号 [雑誌]剣道時代 2011年 07月号 [雑誌]

体育とスポーツ出版社 2011-05-25
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少し前に読んだのですが、
剣道時代の7月号は「剣道はずばりためて勝つ」というテーマでした。

冒頭に大阪府警の石塚美文先生と佐藤博光先生の対談が
掲載されていて、それがわかりやすく、
奥が深くて読み入ってしまいました。

ためを作るために

 ・充実した発声がためにつながる

 ・肚の底から声を出す
  自分を奮い立たせる
  相手を圧倒する
  上虚下実

 ・先を取るために発声する

 ・ひかがみを伸ばす
  足の指すべてで床をとらえる

自分の稽古のテーマとぴったりあっていました。
むしろ自分の意識していることだから、
この記事が目に止まったのかもしれませんね。

自分の稽古でもただ攻め合いを繰り返してしまうことがよくあるので、
「ためる」という意識をもっと持ってやってみようと思います。

2011.04.25

骨盤をバラバラに使って打つ!

七人のトップアスリートと骨盤力七人のトップアスリートと骨盤力
手塚 一志 手塚一志

キネマ旬報社 2010-03-25
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打つ!といっても野球の話。
ジュンク堂で見かけたこの本、とても面白かったです。

野球を専門とする著者がトップアスリートを分析していきついたのが、
投げるにも打つにも「骨盤をバラバラに使う」ということだそうです。

骨盤は背骨の延長の仙骨と、
その両脇にあるふたつの腸骨でできています。

この本の理論は、投球の時の身体のスピンを
腸骨を前後にずらして主導させることで
無理なく大きな力を生み出すというものです。

投げる時には、身体のスピンによる遠心力を使いますが、
よく知られている身体全体でスピンして投げるよりも、
骨盤からスピンさせた方が回転の半径が小さくなり
より大きな力が生まれるのだそうです。

浅田真央選手はトリプルアクセルの時に
うでをたたんで回っていますよね?
あれはうでをたたんで回転半径を小さくした方が
より回転の推力が得られるからなんだそうです。

投球の時も同じで、回転半径を小さくするために、
骨盤から投げる!ということを説明されています。

この理論でいくと、身体が細くて手足が長い選手ほど
回転半径が小さくなって、その回転力を遠心力に変えて投げられるので
ダルビッシュ選手や岩隈選手がこの投球の代表格だそう。

うーん、そう言われてみると説得力あるなぁ。
ここまで緻密に身体の仕組みを解析されたのがすごいし、
人間の身体のおもしろさ、ふしぎさを改めて感じますね。

・・・でも残念なのは剣道はスピン系動作じゃないこと。
そのまま応用するのは難しそうだなぁ。

2011.04.15

腹凹!

Tarzan (ターザン) 2011年 4/28号 [雑誌]Tarzan (ターザン) 2011年 4/28号 [雑誌]

マガジンハウス 2011-04-07
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今月のターザンは腹筋を凹ます!特集です。

気になったのは、腹筋トレの一環で
インナーマッスルを鍛えるメソッドがいろいろ載っていたのと、
サッカーのインテル長友選手のトレーニングメソッドが載っていたことです。

長友選手は最近トレーニング系のメディアでよく見ますね。
それも納得、小柄ながら世界の一流クラブでも当たり負けしない強さ、
身体の強さとアジリティを両立しているのがクローズアップされているんだと思います。

じっさいテレビで見たときの長友選手の腹筋はすごかったです。
コアトレーニングを重視していて、体幹を徹底的に鍛えているそうです。

長友選手を見ていて思うのは、少し前のスポーツ選手に多かった
「筋肉でガチガチ」感がないことですね。
強いし、すばやい、スポーツ選手の理想な気がします。

というわけで少し私も勉強してやってみようと思います。
腹筋・体幹トレーニングは効果が視覚的に見えるので挑戦しやすい気がします。

「お腹が割れたぞ!」って。笑
こういうモチベーションも大事ですよね。(;^_^A